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矛盾について(その56) ブログトップ

9月22日(水) [矛盾について(その56)]

 煩悩を虫に譬えてみましょう。ぼくらの中に「むさぼり虫」、「いかり虫」、「ぐち虫」たちがウジャウジャいるというイメージを浮かべてください。これらの虫どもが顔を出しては、ぼくらを貪らせ、怒らせ、愚痴を言わせているのです。
 しかし、彼らにはいつも出番があるわけではありません。むしろ普段は奥の方にじっと身を潜めているのです。そんなとき、貪りや怒りや愚痴と無縁に過ごすことができます。ところがあるとき突然この虫どもが飛び出てくるのです。かくしてぼくらは煩悩の発作に襲われることになります。   どんなときに煩悩の虫どもが飛び出てくるのかと言いますと、彼らの好物のにおいがするときです。いつもは奥で大人しくしているのですが、どこかからいいにおいがしてきますと、もうじっとしていられなくなり突然顔を出す。ぼくらが「発作のように」貪り、怒り、愚痴るのはそういうわけです。
 もし煩悩の虫どもの好物が分かっていれば、それに近づかないようにすることによって、煩悩の虫どもを刺激しないで済ますことができます。そうすれば煩悩の虫どもは大人しくしているのです。
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