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答えがない! [生きる意味(その36)]

(7)答えがない!
 考えてみますと、コペルニクスが地動説を言い出したのは高々500年前です。それまではずーっとプトレマイオスの天動説が答えでした。じゃあ、またこの先500年ぐらいして全く別の説が出てくるかもしれないじゃないでしょうか。ぼくなんかはそんなふうに思ってしまいます。今のところはコペルニクス説が正しいとされているだけ、ではないのでしょうか。
 その議論に深入りする訳にはいきませんが、少なくとも「答えは決まっている」とは言えない問いが一杯あるのは間違いありません。どこかにある答えが見つからない、のではありません、答えそのものがないのです。
 そんなふうに言うと、それなら考えても仕方がないじゃん、という声が返ってくるかもしれませんが、それこそ学校教育が作り出した思い込みです。問いがある以上、必ず答えがあるという思い込み。答えがないなら考えても仕方がないという思い込み。これが学校で日々再生産されています。
 でも、答えがないからこそ、考えるのではないでしょうか。前もって答えがあるなら、それを見ればすむことです。「いやいや、答えがあるという安心感の下で解いてみることに意味があるのさ。正解がないと、自分が出した答えが正しいかどうか確かめようがないだろ」という声がします。解答のない問題集なんか誰が買うかと。
 しかし学校を出て社会に一歩踏み出せばすぐ気づきます、目の前に突きつけられた問いには答えがないことに。実際、次から次へと現れてくる問題にはまず答えなどありません。自分で答えを出していくしかないのです。

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