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「生きる意味がない」なら死ぬしかないか? [生きる意味(その76)]

(7)「生きる意味がない」なら死ぬしかないか?
 「生き続けることに意味なんかない」と本気で思っている人がいるとしますと、その人には、もうどんな「してはならない」も無意味でしょう。
 その人がインターネットで自殺を呼びかけているのを知って、一生懸命「死んではいけない!」と止めても、「生き続けることに意味はないのに、何故生き続けなければならないのか?」と問い返されたら、もはやどんな言葉も無効です。
 「生き続けることに何の意味もない」という言明が正真正銘のものであるならば、その人は死を選ぶしかありません。
 「おい、おい、ちょっと待ってよ。“ぼくがこの世にいたって何の値打ちもない”と言いながら、平気で生き続けている人はいくらでもいるよ。」
 なるほどその通りですが、それは「ぼくが〈している〉ことは世の中にとって何の役にも立っていない」という意味です。自分が「いる」ことの値打ちではなく、「する」ことの値打ちがないと言っているのです。
 その人は、自分の「する」ことが世の中の役に立っていないと思っているでしょうが、だからと言って自分の「いる」ことに意味がないとは思っていないはずです。だからこそ生き続けているのです。
 やはり、自分の「いる」ことに意味がないと本心から思えたら、もう死を選ぶしかありません。

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