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あらためて、生きる意味なんてないと思ってしまったら… [生きる意味(その79)]

(10)あらためて、生きる意味なんてないと思ってしまったら…
 生きることがいやになってしまったり、疑問を感じてしまったり、気に入らなくなってしまったら、つまり生きる意味なんてないと思ってしまったら…。「そりゃ、もう死ぬしかない」のでしょうか?そしてこの論考もここでその役割を終えたことになると。
 「人が生きることに意味はあるか?」と問うことはできない、という結論に達しました。それは生きること自体の大前提についての問いだからです。そう言われると、なるほどその通りです。でも、しかし、but、胸の奥からこの問いがふつふつと湧き出てくるのもまた事実です。これはどう考えればいいのか。
 ぼくらにはナンセンスな問いに悩まされる傾向がある、というだけのことでしょうか。それとも、ひょっとしたらこの問いは文字面とは別のことを言っているのかもしれません。ぼくらのことばは額面どおりに受け取れないところがありますから。「大嫌い!」という愛情表現もあるのですから。
 「このまま学校を続けることに意味はあるんだろうか?」と思うようになった生徒のことを考えてみましょう。もしその生徒が本気で「学校を続けることに意味はない」と思っているなら、こんな問いなど発することなく、さっさと学校を辞めていくでしょう。
 「学校を続けることに意味がある」は、「いのちあってのものだね」の「いのち」に当たるもので、これがありさえすれば、どんなトラブル(級友とのいさかい、部活顧問との感情的対立、勉強についていけない等々)があっても、話し合いによって解決の道を探ることができます。しかし、これがなくなってしまうと、もう何ともなりません。もう学校を辞めるしかない。

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